2019年VTuber(バーチャルYouTuber)はどうなる?今後の動向を予想!
VTuber(バーチャルYouTuber・Vチューバー)の2019年の動向を予想しています。どのようなVTuberが流行るのか、イベントやライブなどの傾向など、様々な視点から予想していますので、2019年のVTuberが気になる方は参考にしてください。
2019年も「VTuber×音楽」の勢いは止まらない
2018年はVSinger躍動の年とも言えます。YuNiや富士葵、キズナアイらがオリジナル楽曲をリリースし、iTunesミュージックチャートで10位内にランクインするなど、VSingerの活躍は著しく、その勢いは2019年も止まる気配が見えません。
オリジナル楽曲が主流になる?
2018年中盤辺りではVTuberの音楽といえば「歌ってみた」に加え、オリジナルMVが主流となっていました。もちろん「歌ってみた」という文化はこれからも続いていくとは思いますが、夏以降になると、YuNiを始めVSingerと呼ばれるVTuber達が続々とオリジナル曲を公開していきました。
2018年のVTuberのオリジナル楽曲は、トップ走る人気のVTuberがリリースするという印象が大きかったですが、2019年ではもっと幅広くオリジナル楽曲がリリースされていくと予想します。
有名プロデューサーとのコラボ
キズナアイがオリジナル楽曲9週連続リリースが話題になりました。総勢8名の有名音楽プロデューサーがオリジナル楽曲を手がけ、VTuber界に留まらず、国内音楽シーンで非常に反響がありました。
このようにVTuberと有名音楽プロデューサーの組み合わせは、2019年も活発化するんじゃないかと予想しています。オリジナル楽曲を出していくVTuberが増えるにつれて音楽シーンも同時に盛り上がることでしょう。
音楽ライブ(VRライブ)の展開
2018年は、オリジナル楽曲のリリースに伴いVTuberが音楽ライブを行う機会が多くありました。特に8月に行われた輝夜月のバーチャルイベントサービス「Cluster」上に作られたライブハウス「Zepp VR」での初のVRライブはVTuber業界でも大きな衝撃を与えました。
「VTuber×音楽」が盛り上がるに連れて、VTuberの音楽ライブも盛んになっていき、VRライブが2019年は前年に比べて増えていくと予想します。
VRプラットフォームの増加によりライブの幅は広がる
VRプラットフォームは2019年も増えていくと思われます。「VR SPARC」や「VARK」とVRプラットフォームが生まれ、そこで新たにVTuberのライブが展開されました。
2019年、VTuberの増加に伴い、VRプラットフォームも新たに展開され、ライブの幅は広がっていくでしょう。
歌が上手いだけでは通用しない
VSingerを初めて名乗ったYuNiを皮切りに、2018年はVSingerが多く登場しました。ただ歌が上手いだけでは有名になれない程にVSingerは今やクオリティの高い歌い手がひしめき合っています。
現在新人で人気を集めているVSingerは共通して、高い歌唱力、歌声、MVのクオリティ、選曲のセンスに加え、今ではアーティストとしてのカリスマ性を持っています。
ゲームとのコラボも活発化
2018年ではスマホゲームとVTuberのコラボが見られました。特にキズナアイは東京コンセプションを始め、ドールズオーダーなどのゲームとのコラボで実際にゲーム内に登場しました。今後キズナアイを始めとして更に多くのVTuberのゲームとのコラボが2019年は見られるのではないでしょうか。
企業の広報としてVTuberが適用される
VTuberが企業の広報として自社製品の宣伝PRを務め、YouTuberとしても活躍するシーンが多く見られます。サントリーの公式VTuberである燦鳥ノム辺りが有名な例で、話題性に囚われず高い歌唱力やトーク力で高いポテンシャルを発揮しています。
燦鳥ノムの登場によりいくつかの企業系VTuberが生まれました。2019年もVTuberの市場拡大に伴い、様々な企業系VTuberが誕生すると思います。