VTUBERの制作費用
VTuberの費用
3Dでかかる費用
キャラクター モデル |
200万~500万程度 |
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企画・運用 | 50万~80万程度 |
オリジナル3D制作には技術介入する要素が多く、より専門的な知識と環境が必要になります。専門的知識や技術を持つ人材が必要になるうえに、3Dモデルを制作するためにはハイスペックなPCが推奨されます。
原画(キャラクター)を制作するところは2Dと変わりませんが、奥行きのある動きや緻密な作り込みが必要になります。もちろん誰が原画を描くか、モデルを作るかでも費用が変動します。
費用は制作会社で変動しますが、およそ200万~500万ほどかかります。全て個人でやるにはかなりの労力が必要になるため、現状Vtuber界隈でも個人で全てを制作し活動する人はほとんどいません。3Dはおもに企業や団体で運用することが多いです。
2Dでかかる費用
キャラクター モデル |
50万~100万程度 |
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企画・運用 | 30万~50万程度 |
2D制作にかかる費用は、キャラクターモデルで50万~100万、企画運用で30万~50万程度かかります。3D制作と比較すると、個人でも依頼しやすい金額になっており、VTuberを始めるうえでおすすめです。
現在10,000を超えるVTuberのほとんどが2Dと言われており、2Dにより動きを加えたLive2Dは、3DのVtuberでも使用しています。特にゲーム実況や雑談配信などではLive2Dの使用がほとんどです。
そして、2Dはほとんど知識がない状態でも原画さえあれば制作することができ、ハイスペックのPCがなくてもLive2Dを制作することも可能です。個人に限らず、とにかくVTuberを始めたい人は費用的に2Dがおすすめです。
一部の制作も可能
モーション | 50万程度 |
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3Dモデリング | 150万程度 |
キャラデザ | 15万~30万程度 |
会社にもよりますが、VTuberを制作する上で、モデリングやモーションと言った一部の制作を取り扱うことも可能です。技術的要素が多いモデリングだけは業者に頼んで、残りを独学で行う人もいるため、予算や現環境で判断することをおすすめします。
費用の詳細
3D原画は三面図や表情が必要
3Dを制作する際は、正面以外の原画が必要になります。3Dは正面に加え、横や上など様々な角度の絵が必要で、あらゆる角度から動きが加わることを前提に制作しなくてはなりません。
2D、3Dで共通する要素として、キャラクターの表情が必要です。昔は2Dの表情が1パターンということもよく見られましたが、Live2Dがでてきてからは、状況に応じて表情を切り替えることがマストになっています。
魂(中の人)を選定する
VTuberの運用には、キャラを演じる人が必要です。VTuberビジネスでは、所謂中の人がどれだけの能力を持っているかが非常に重要であり、企業で運用する場合のほとんどがプロの声優や元配信者です。
演じる側がもっともキャラクターの魅力に結びつく要素となるため、どんなにキャラが可愛いくともキャラの性格次第でファン獲得の良し悪しが決まると言っても過言ではありません。
中の人を見つけるにもオーディションやスカウトなど、人材発見のための費用が発生します。3D制作の場合、中の人の背丈でモデルの体型が決まることがほとんどなので、VTuberを制作する上で中の人探しが序盤では重要になります。
スタジオと機材
3Dの場合、キャラクターが完成した後にモデルを動かすスタジオや機材が必要です。身体を動かすモーションキャプチャーでは、PCに加えソフトも必要となり、ある程度動かせる場所も確保しなくてはいけません。
2Dの場合、多くても100万円程ですが、VTuber業界でトップを走る企業で運用する3Dは、光学モーションキャプチャーと呼ばれるソフトを使っており、1000万円以上の費用がかかっています。