VTuberの作り方(始め方)
VTuberの作り方(3D)
- ・原画(イラスト)を描く
- ・中の人の選定
- ・モデル作成
- ・3Dモデルを動かす
VTuberの作り方は、「原画を描く」「モデル作成」「3Dモデルを動かす」の3つに大きく分けられます。もちろんそれぞれの工程の間に様々な作業が存在します。
原画(イラスト)を描く
VTuberを始めるには最初に元となるキャラクターの原画が必要です。2Dか3Dかで、必要な原画の種類や素材が変動しますが、基本的には「三面図」「表情(喜怒哀楽)」「各パーツ絵」が必要です。
3Dは2Dとは違い、様々な角度の絵が必要です。3Dモデルを制作する際、横・後ろ姿まであらゆる角度でキャラクターを作り上げていくため、基本正面だけの2Dとは違い素材が多くなります。
2Dは、原画をそのまま素材にして制作するため、表情やパーツが描かれていればほとんど問題ありません。
中の人の選定
キャラクターデザインやキャラ設定、世界観が決まったら、中の人(声優)の選定を始めます。
基本的にはキャラ設定にあった声質や中の人の個性(特技)が重要な選定ポイントになってきますが、
3Dモデルの場合は、ある程度中の人とキャラクターの背丈を合わせておくことで、モーションキャプチャーのトラッキングのズレを防げます。
モデル作成(モデリング)
モデル作成は、原画を元に3Dモデル作成していきます。モデルを作成するには、様々なソフトがあり、比較的簡単に作成できる「VRoid」や、カメラデータを元にモデルを作る「123D CATCH」など、どんなモデルを作るかでソフトが変わります。
モデル作成後は可動域の調整が必要
モデルを作成したらすぐに動かせるわけではなく、骨入れというモデルの可動域調整する作業があります。アニメーションを作る前段階で、骨入れをしないと動かす工程に入れません。
3Dモデルを動かす
3Dモデルを動かすには、基本的に「Unity」と呼ばれるソフトを使います。Unityは、元々ゲーム開発のプラットホームですが、バーチャル技術にも応用が効き、VTuberという文化が始まってから更に汎用性が上がりました。
3Dモデルは、Unityを使ってVRヘッドセットでリアルタイムで動かしたり、モーションキャプチャーで動きの設定を行って動かすことが可能です。
モーションキャプチャーとは
主なモーションキャプチャー機材 |
---|
・Neuron ・HTC VIVE など |
モーションキャプチャーとは、人や動物などの3次元の動きを計測して動いた位置を計測し、奥行きのある3次元の動きを表現することです。
Live2Dの場合
原画を変化させて立体表現する
3Dに必要な原画は、様々な角度から描いた絵が必要ですが、Live2Dは原画をそのまま動かしたいパーツを分けて使用するため、基本的に原画1枚さえあればモデル作成が可能です。
モデル作成時は、各パーツに割り当てたポリゴンに対して動きをつける編集を行っていきます。今ではチュートリアルに従っていけば知識がなくても原画さえあればかなり簡単に作成することができます。
Live2Dであれば繊細なアニメーションが作れる
2Dは、3Dと比べると動ける範囲や奥行きが表現できませんが、今主流となっているLive2Dでは髪揺れなどまで繊細なアニメーションを作ることが可能です。
2Dなのに動きにリアリティがあり、口パクも自動で行えるなど、普段の動画や配信活動においては、必要不可欠となっています。
VTuberになれるツール紹介
PC(3D)
・VRoid Studio ・Vカツ ・セシル変身アプリ |
PC(2D)
・2DR ・Cubism ・VTube Studio |
スマホ
・REALITY ・SHOWROOM V ・カスタムキャスト ・トピア ・エモモ |